Storyboard Proでできること

T-SBPJA-001-002

Storyboard Proができることと特長を具体的に書きます。

  • 絵コンテをPDFでエクスポートできる。
  • Vコンテが作成でき、動画ファイルにエクスポートできる。
  • レイヤー情報を持ち、絵を描ける。事前準備した絵を追加もできる。
  • 文章や台詞を打ち込める、そのため手書きの手間がない。
  • カットナンバー記載が自動でできる、通しナンバーの修正が可能。
  • カメラワークの設定ができる。
  • カットの秒数を設定できるのですぐに映像タイミングが確認できる。
  • 音声データもインポートできる。セリフや音楽もVコンテに反映可能。
  • 動画データ(mp4,mov)を読み込めるので、Vコンテの質を上げられる。
  • ガイドツールで、パース定規を使い、レイアウトを描くことができる
  • スケッチキャプションで、情報を描画できる
  • 3Dオブジェクトのインポートと操作
  • Vconteのためのレイヤーアニメーションが可能
  • マルチプレーンと3Dモーションのための3D空間が使用できる
  • ビットマップとベクターでの描画ができる
  • トランジションを追加するできる
  • ライブラリーを使用し、パネル間で画像を共有する

Storyboard Proには、このような特長があります。

これらの特長は、あなたの絵コンテ作業において、大きな助けになるでしょう。

Storyboard Proでの作業プロセス

このチュートリアルで説明する、Storyboard Proの作業の流れの順番は、下記のとおりです。

  • プロジェクトファイルの作成
  • カットとパネルの作成
  • 描画および、画像のインポート
  • 尺の調整
  • カメラワークの設定
  • 動画、音声データのインポート
  • キャプションの記載
  • PDFとVコンテデータのエクスポート

この流れがすべてではありませんが、まず絵コンテデータ、Vコンテデータのエクスポートまでに必要な方法、技法を説明いたします。

まとめ

Storyboard Proは、効率的に、絵コンテ、Vコンテを作成することができる。

  • 絵コンテ作業をデジタルで完結させることで、スタッフとのイメージの共有が迅速で容易なものとなる。
  • Storyboard Proは、絵コンテの調整や、リトライ作業が容易で、より精度の高い完成イメージに素早く到達する助けとなる。

※言葉について

Storyboard Proにはいくつかの言葉が出てきます。

  • 以下のような意味で説明しています。

  • カット: 一般的な「カット」と同義

  • パネル: カット内に使用される絵の最小単位

  • キャプション: ト書きに該当

  • スクリプト: シナリオ、台本に該当

  • フリップ: 反転すること

  • トランジション: いわゆるオーバーラップ、ディゾルブ

  • スウォッチ: 見本、色見本

  • マージダウン: 下のレイヤーと結合

  • ピボット: 中心

著者

熊本 健士

アニメーション作家

http://banquetstudio.blogspot.jp

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