タイムラインとタイムシートの連動と出力

T-HARJA-006-001

タイムシート上の列の順序とレイヤーの関係、そしてタイムシートに注釈を追加する方法について学べます。

 

ビデオトランスクリプト

このモジュールではToon Boom Harmony上でデジタルタイムシートを使う方法についてご説明していきたいと思います

まず初めに、タイムラインとタイムシートの関係について見ていきましょう

Toon Boom Harmonyのタイムラインとタイムシートは共に連動しています

タイムライン上でレイヤーの順序が変わればタイムシートにも反映されます

タイムライン上でレイヤーの順序を変更するには

レイヤーを選択し、ドラッグで移動します

 

試しにaのレイヤーをcの下に移動すると、このようにタイムシート上でもaのレイヤーがcの下に来るようになりました

aのレイヤーに描写を書き入れると

このようにタイムシート上とタイムライン上で同じ番号の描写が挿入されます

タイムシートではこのように自動で振り分けられる描写番号の他に

手書きの注釈を追加することもできます

 

タイムシート上で右クリックを押し「列を追加」をクリックします

するとこのようなメッセージが表示されます

「タイプ」という部分のタグから注釈を選択します

「追加して閉じる」を押すと「注釈」という部分が追加されます

この注釈という部分には、このように自由に番号や指示などを書き込むことができます

さらにHarmony 16からは、タイムシートがより日本のユーザーのニーズに合うように開発され

 

撮影記号や描写記号などが簡単に追加できるようになりました

例えばこちらのカメラという列では、シフトを押して範囲を選択し

オーバーラップやワイプ、ストロボなど

様々な指示記号をこのように簡単に挿入することができます

 

こちらのレイヤーの描写の部分にも、②というボタンを押すことで数字に丸が付き

原画ポジションのような記号を表現することができます

他にも様々な記号をこちらの列から挿入することができます

カットのタイムシートが完成したら、PDFファイルとして出力することもできるようになりました

こちらの列の端のPDFというボタンを押して必要な情報を入力し

OKを押して保存をします

タイムシートがこのようなPDFとして出力されました

 

著者

山下 芳紀理

2D/3Dアニメーター

デザインやイラストレーションなども行っている

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Difficulty Level Beginner


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