色トレスと線のニュアンスを整える

T-HARJA-009-003

鉛筆線太さの変え方(ニュアンスの変更)または色トレスの描き方(影とハイライト)について学べます。

 

材料

このトピックを完成させるには、ダウンロードしたサンプル材料から次のものが必要です。

  • CO-HARJA-material/files/TBLP_Design_FORESTA_[...].png
  • CO-HARJA-material/03-TBLP_Douga
  • CO-HARJA-material/files/TBPL_color.plt
  • CO-HARJA-material/files/カラー.tvg

 

トランジションについて

今回は、前回主線を描いた動画に色トレス線などを追加したり

ニュアンスを整えていく方法についてご説明していきたいと思います

 

今回はまず色トレスを描く方法です

現在色トレス線は、髪のハイライトや塗り分けなどに使用されています

カラーで赤い線を選んで、そのまま色トレス線を引いてみると

ご覧のように後から書いた色トレス線が主線の上にきてしまいます

これでは主線が消えてしまいますので、線を書く前にまずツールプロパティの

背面描画と書かれている一番左のアイコンをクリックします

 

すると、このアイコンをクリックした後に線を引くと、

このように後から引く赤い線を主線の下側に描くことができるようになります

色トレス線はこのようにして引いていきます

はい、大体書き終わったのですが、うっかり色トレス線の部分を主線で描いてしまいました

このような時は、こちらのペイントツールを選択し、線の色を赤色で塗り直します

大体のトレスが終わった後に、少し線の幅を変えたいなと思うところが出てくると思います

そういう場合は、左側のツールで鉛筆エディタを選択し線をこのようにして選択します

そうして線を選択した後に、右のツールプロパティから線の幅などを選択していきます

 

3にすると太くなりました

1にすると、先程よりもずっと線が細くなっています

1.5ぐらいにしておきます

 

今回は拡大作画でもあるので、あまり線を細くしすぎると、

レンダリングで二値化したときに見えなくなってしまいますので、線はあまり細くしないほうがおすすめです

鉛筆エディタを選んだ時に表示される赤いマークを起動することで、このようにニュアンスを整えていくことができます

レンダリングをするとこのぐらいの線の幅になることがわかります

それでは次回のモジュールでは、こちらのセルに色を塗る方法について色々とご紹介し

ていきたいと思います

 

著者

山下 芳紀理

2D/3Dアニメーター

デザインやイラストレーションなども行っている

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Time Estimated 10 mins

Difficulty Level Beginner



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