タイムラインビューとタイムシートビュー

T-HARJA-004-002

Xsheetとタイムシートの説明、およびタイムラインビューについて学べます。

ビデオトランスクリプト

今回は前回に引き続き、Toon Boom Harmonyのインターフェイスについて学習していきたいと思います

今回は前回使用していたこちらのタイムラインというビューについてです

タイムライン上では描画を追加したり再生ボタンを押して描画を再生することができます

現在のビューの配置ではタイムライン少し見にくいので

タイムラインのビューを今回は少し広げておきます

 

ビューとビューの間にカーソルを合わせ、矢印のマークができたら

この矢印をドラッグして移動します

するとビューの範囲が広がります

広げたタイムライン上で右クリックを押し「プレイバック」というボタンを押します

するとこのようなツールバーが表示されます

こちらの三角を押すと動画を再生することができます

真ん中のボタンを押すと再生がループになります

 

このタブでは動画のフレームレートを変更することもできます

現在は1秒24コマの再生スピードになっていますが、これを12などにすると

1秒12コマで動画が再生されるようになります

こちらの数字が書かれている部分がタイムラインになっていますが

左から右に行くに従って時間軸が進んでいきます

さらに赤いタブをドラッグすることで、タイムラインを進めることもできます

タイムラインビューの詳しい操作の説明はまた別のトピックでいたしますので

今回は再生する方法だけ覚えておきましょう

次はタイムシートのビューについてです

左のビューをご覧ください

 

こちらはHarmony 16から機能が新しくなったタイムシートのビューになります

今まではXシートという名前でした

Harmony 16からはこのXシートが日本のアニメーションにあわせて一新されました

タイムシートの具体的な使い方についても別のトピックで解説いたします

またこの他にもHarmonyでは様々なビューが存在しています

その他のビューを増やすには、ビューのタブの横の＋ボタンをクリックします

表示したいビューを選びクリックすることで、好きなビューを呼び出すことができます

ビューが不要な場合はビューの横の×ボタンを押し、ビューを閉じることができます

また、ビューは全て消してしまっても上のウィンドウから再び増やすことができます

 

著者

山下 芳紀理

2D/3Dアニメーター

デザインやイラストレーションなども行っている