UIや各ウインドウ、ワークスペースの確認

T-SBPJA-002-002

Storyboard Proの画面構成について学べます。

材料

このトピックを完成させるには、ダウンロードしたサンプル材料から次のものが必要です。

• MO-SBPJA-002-material/tutorial_conte_jp.sbpz

ワークスペース

ストーリーボードプロのユーザーインタフェースにはいくつかのワークスペースがあります。 各ワークスペースについて説明していきましょう。

• ワークスペースの変更は「ウィンドウ」>「ワークスペース」、ワークスペースのアイコンで変更ができます。

描画ワークスペース

ステージビューが広く使えるので作画に適しています。

タイムラインワークスペース

カットやパネルのタイミング調整などに適しています。タイムラインによって感覚的に編集作業が行われます。

オーバービューワークスペース

カットやパネルを多く見渡せるため、俯瞰的にチェックする際に適しています。

水平ワークスペース

キャプションを記載する際に適しています。パネルも大きく表示されるため 確認が容易です。

垂直ワークスペース

キャプションを記載する際に適しています。

ピッチモードワークスペース

作画に適しています。カット毎のパネルを再生しながら確認も可能です。作画とキャプション編集に大きくスペースが使われています。

このピッチモードを終了させたい時は他のワークスペースとは少し異なります。

• 右下のペンサイズの設定の右をご覧ください。ピッチモード終了のアイコンがあるので、それをクリックします。

PDFビューワークスペース

PDFエクスポートに投下したワークスペースです。

3Dワークスペース

3Dレイヤーを使用する際や3D素材使用時に活用します。

デフォルトのワークスペース

• 「ウィンドウ」>「デフォルトのワークスペースを復元」を選択すれば

デフォルトのワークスペースの設定になります。

デフォルトのワークスペースの構造に戻りました。

ビュー

ストーリーボードプロでは複数のビューによってUIが行成されています。

1. タブでビューを追加するには既存のビューの右上をクリックしましょう。
2. リストが表示されるので追加したいビューを選択します。
   すると新しいタブとしてビューが表示されます。
3. タブを独立させたければ、タブの名称部分を選択し、ドラッグします。
4. 任意の場所に移動させるとウィンドウとして独立させることもできます。
5. タブを削除したい時は「X」もしくは右クリック、「閉じる」を選択します。

ステージビューとカメラビュー

選択されたパネルを表示し作画したり画像を編集したり、あるいはカメラの表示を確認できます。

作業を進める上で頻繁に使用するビューになります。

ステージビューの中にはレイヤー情報もあります。ここでレイヤー調整を行います。

サムネールビュー

パネルのサムネールが表示されているビューです。

パネルの尺やレイヤー情報が確認できます。一度に多くのパネルを確認できます。

タイムラインビュー

ここでカットやパネルの編集、動画や音声ファイルのインポートと編集作業を行います。

パネルビュー

各カットのパネルの情報が確認できます。

カット名、パネル名、尺の変更、キャプションの加筆、修正が行います。

絵コンテビュー

このプロジェクトで作成している絵コンテの全体情報が確認できます。

具体的には総尺、総カット数、総パネル数、トランジション数です。

下のスペースは事前に準備したテキストをインポートすることができます。

ツールプロパティ&カラービュー

選択中のツールの情報とカラー情報が確認できます。

スウォッチは色見本のことで、 ここに色をストックできます。

ライブラリービュー

ライブラリーのフォルダ構成と読み込まれたフォルダ情報が確認できます。

• 右クリック「ライブラリーを開く」で 読み取りたいフォルダを表示することができます。

PDFエクスポートビュー

PDF書き出しの際の設定ができます。

プロファイルからコンテ用紙のテンプレートを選択し、

編集ウィンドウが表示され編集が可能となります。

ガイドビュー

主に作画の際の補助のガイドを設定することができます。

• プラスのアイコンを選択するといくつかのメニューが出ます。
  グリッドの表示、３点通しなどを表示できます。

著者

熊本 健士

アニメーション作家

http://banquetstudio.blogspot.jp