原画作業とオニオンスキン

T-HARJA-008-002

Harmonyの原画作業とオニオンスキン機能について学べます。

 

材料

このトピックを完成させるには、ダウンロードしたサンプル材料から次のものが必要です。

  • CO-HARJA-material/files/TBLP_LO.jpg
  • CO-HARJA-material/files/TBLP_Design_FORESTA_[...].png
  • CO-HARJA-material/02-TBLP_LO
  • CO-HARJA-material/03-TBLP_Genga

 

トランジションについて

今回はライトテーブルとオニオンスキンの機能についてご紹介していきたいと思います

レイアウトを下地に原画を描写していく際に便利なのがライトテーブルの機能です

ライトテーブルはカメラビューの左下の

こちらのアイコンでオンオフを切り替えることができます

 

ライトテーブルをオンにすると

現在描写している作業レイヤー以外を半透明にして表示することができます

ライトテーブルをオフにすると半透明で表示されていた描写が普通のノードに戻ります

ライトテーブルのノードは環境設定から変更することができます

環境設定の「描写」→「ライトテーブルのノード」で変更することができます

まずはこれで1枚目の原画の描写をしていきたいと思います

 

1枚目の原画を起こした後

2枚目以降の原画を描く時に便利なのがオニオンスキンの機能です

オニオンスキンとはノード内の前後に書いた描写を

薄く表示させることのできる機能です

オニオンスキンをオンにするには左側のツールバーの

一番下のアイコンをクリックします

こうすることでタイムラインバーを動かすと

前の描写がオニオンスキンとして赤く表示されるようになります

 

2枚目以降の原画を描写すると、後ろの描写は緑色で表示されるようになります

今回は葉っぱで緑が被ってしまいましたのでオニオンスキンの色を変えたいと思います

オニオンスキンの色を変えるには

こちらのビューでオニオンスキンというビューを出しておき

右側の緑色のアイコンをクリックします

そしてこちらで色を選択しておくと、オニオンスキンの色が切り替わります

今回は紫色のような色にしてみました

オニオンスキンの適用範囲は

上のこちらのアイコンを押すことで調整することができます

現在オニオンスキンが前の描写のみになっていますが

こちらの緑の+ボタンを押すと後ろのセルにも

オニオンスキンが適用されるようになります

オニオンスキンにはさらに便利な高度なオニオンスキン機能というのがあります

 

機能をご紹介するために、まずは先に原画を描いておきます

原画を6枚ほど描いてみました

先ほどご紹介したオニオンスキンですが

高度なオニオンスキンモードで原画を描きたい場合は

先ほどのオニオンスキンのアイコンを長押しし

下にある「高度なオニオンスキンを表示」を選択します

するとオニオンスキンビューで

先ほどは動かせなかった部分のバーがアクティブになりました

こちらはそれぞれ真ん中を現在のビューとして、前後の描写の透明度を表しています

試しに描写を2番目に移動し、後ろの1番目以外を全て切ってみます

動かしてみるとわかるのですが

それぞれの描写の透明度が変化しているのがわかると思います

 

高度なオニオンスキンモードでは

現在このようにバーが連動して動いてしまっていますが

このバーの連動を切ることもできます

バーを連動させないためにはオニオンスキンビューの左側のアイコンをクリックし

一番下のリンクスライダーというもののチェックを外します

これでこのように個別にスライダーが動くようになります

また数字の部分をクリックすることで

それぞれのレイヤーのオンオフを切り替えることができます

このように高度なオニオンスキンのモードでは

それぞれの描写をどのように表示するかを細かく設定することができます

 

著者

山下 芳紀理

2D/3Dアニメーター

デザインやイラストレーションなども行っている

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