レイアウトの描写

T-HARJA-007-004

フリッピングとレイアウトを描く方法について学べます。

 

材料

このトピックを完成させるには、ダウンロードしたサンプル材料から次のものが必要です。

• CO-HARJA-material/files/TBLP_LO.jpg
• CO-HARJA-material/files/TBLP_Design_FORESTA_[...].png
• CO-HARJA-material/02-TBLP_LO
• CO-HARJA-material/01-TBLP_Design_FORESTA_01 3

 

トランジションについて

今回は前回学習したガイドツールなどを使って

実際にレイアウトを描写していきたいと思います

また今回はタイムシートビューにあるこちらのアイコンから

描写を追加していきたいと思います

まずレイアウトの用紙が動かないようにノードにロックをかけておきます

こうすることでノードをロックすることができます

レイアウトを描写する前に一つ覚えておくと便利な機能があります

それはこちらのミラービューというものです

 

ツールバーにある、こちらの鏡のアイコンをクリックすると

ご覧のように画面が左右反転します

左右反転している間は画面の左上に

「ミラービュー」という名の文字が表示されます

描写するときに頻繁に使うツールですので

自分でショートカットを設定しておくとより便利です

ミラービューは通常ではショートカットが設定されておりませんので

今回はShift+Aをショートカットに登録してみました

それでは描写を始めていきましょう

 

まずはガイドツールなどを使って地面と空のパースを描いておきます

パースツールがオンになっていると線がパースに沿ってしまいますので

パースを描いた後はガイドツールをオフにしておきます

少し線が見えにくいので環境設定で背景を白にしておきます

もしくはカラーカーブを追加して背景が白く見えるようにしておきます

大体のレイアウトのあたりが取れたら清書していきます

現在は全てラインアウトレイヤーに線画を描いています

全体のバランスを見ながら修正していきます

全ての描写が終わったらカラーアウトレイヤーに切り替えて

濃淡の表現などを描いていきます

 

今回はせっかくなのでブラシを使用してみました

カラーアウトレイヤーに切り替えて描写することで

描写した線を消さずに色を塗ることができます

動画部分のセルにはベクター線で裏塗りをしておきます

最後に保存を押してレイアウトの完成です

 

著者

山下 芳紀理

2D/3Dアニメーター

デザインやイラストレーションなども行っている